メタボリックシンドローム予防

ヨガ（ヨーガ）は、内臓や関節を支えるインナーマッスルという筋肉を強化する効果があります。
筋肉モリモリに見える、あの筋肉はアウターマッスルといいますが、体のコア（中心部、奥）にあるのがインナーマッスルです。

このインナーマッスルのおかげで、姿勢がよくなって美しく見えたり、内臓がきちんと機能したり、関節も支える役割があるので、野球やバドミントン、テニスなどのスポーツが上手になったりします。

ヨガには特に、インナーマッスルを鍛えるポーズがたくさんあります。


ところで、インナーマッスル強化とメタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）予防・メタボ解消には、関連があります。
メタボリックシンドロームは、お腹にたまった脂肪が血圧の上昇や血糖値の増加、中性脂肪や血中コレステロールの増加などを招くんです。メタボリックシンドロームが進むと、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に進むことがあります。
そしてやがては、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす原因にもなっていくといわれています。

ヨガでインナーマッスルを鍛えると、インナーマッスル強化のときに脂肪が燃焼されるんです。
アウターマッスルと違って、インナーマッスルのエネルギー源は、脂肪なんですね！


内臓脂肪が減り、内臓や間接を支える筋肉が鍛えられると、健康増進、ダイエット、アンチエイジング（若返り）
などの効果が出てきます。

メタボリックシンドローム予防には、規則正しい生活、規則正しい食事時間、食べ過ぎない食事量、野菜や海藻を多めにとる食生活などで肥満を防ぎますが、運動することもメタボ予防、肥満予防になります。

激しい運動は苦手でも、ヨガのようなゆっくりとした動きや深い呼吸法でインナーマッスルを強化し、ダイエット、メタボ予防効果をあげることができます。